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Proxmox Mail Gateway 9.0 正式リリース
新機能紹介

2025年10月1日、メールセキュリティプラットフォームの最新安定版「Proxmox Mail Gateway 9.0」が正式リリースされました。
2005年の初版リリース以来20周年を迎えた本バージョンは、最新の Debian 13 “Trixie” をベースに再構築され、より強固で柔軟なオープンソースメールセキュリティ基盤を実現しています。

製品概要

Proxmox Mail Gatewayは、スパム・ウイルス・トロイの木馬・フィッシング攻撃など、あらゆるメール脅威から企業を保護するオープンソースのメールセキュリティソリューションです。
ファイアウォールと内部メールサーバの間に配置するフル機能のメールプロキシとして動作し、すべての送受信メールを中央のWebインターフェースから一元的に管理できます。

2005年の登場以来、世界中の企業・教育機関・公共団体で利用され、オープンソースの信頼性と高機能性を両立したエンタープライズ向けソリューションとして高い評価を受けています。

主な新機能・改善点
  1. Debian 13 “Trixie” を基盤とした最新アーキテクチャ
    最新のDebian 13 “Trixie”をベースとし、Linuxカーネル6.14.11-2を採用。
    ZFS 2.3.4、PostgreSQL 17、SpamAssassin 4.0.2、ClamAV 1.4.3など主要コンポーネントを最新版へ更新。
  2. モバイル最適化された新しい隔離メール(Quarantine)UI
    Rust製の最新Webフレームワーク「Yew」を採用し、モバイルでの操作性を大幅に改善。
  3. 柔軟な認証とシングルサインオン(SSO)の強化
    OpenID Connectの設定がGUIから可能となり、KeycloakやZitadelなど主要ID管理システムと統合。
  4. セキュリティ強化とフィルタリングの精密化
    Microsoft実行形式の新しいMIMEタイプ定義に対応し、高リスクファイルの遮断を強化。
導入と利用形態
  • ISOイメージによるベアメタルインストール
  • Debian上への直接インストール
  • Proxmox VE上の仮想マシンまたはLXCコンテナとして運用可能

既存の8.2環境からのAPTアップグレードにも対応。

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10年以上の実績によるサポート

アクシスはProxmox ソリューションの導入と運用において10年以上の経験を持ち、数多くの企業に導入支援を行ってきました。以下に、アクシスのサポートサービスの詳細を紹介します。

環境設計とカスタマイズ

企業のニーズに合わせた仮想環境の設計とカスタマイズを提供します。Proxmox ソリューションの深い知識・経験を活用して、最適な構成を提案し、効率的な運用を実現します。

実装と運用支援

導入から運用までお客様のご要望に合わせたサポートを行い、Proxmox ソリューションの導入に関する技術的な障壁を低減します。また、有償サポートによる継続的な技術支援で、プロダクション環境の安定稼働を支援することも可能です。

Proxmox ソリューションは、そのコスト効率の高さ、カスタマイズの自由度、そして技術的な先進性により、多くの企業にとって理想的な仮想化ソリューションです。

アクシスの豊富な経験と専門知識を活かし、Proxmoxの導入から運用まで、お客様に合わせたサポートが可能です。Proxmox ソリューションへの移行をご検討の場合は、お問い合わせください。

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