ゆりかごから墓場まで
ご存知の通り、英国における社会福祉政策の充実を形容する言葉です。
赤ちゃんで生まれた時から、埋葬される迄一環してサポートだなんて素晴らしいサービスと思いますよね。
ITサービスもそんな風にサポートしてゆけたら、
クライアントもユーザーも安心して活動して行けるのではないかと思います。
アクシスはもともと企画・開発・運用を手掛けていた会社ですが、
よりサポートを充実させるためにITインフラ環境事業をスタートさせました。
これにより、企画の立ち上げから終了まで一貫して把握する事が可能となり、
課題が発生した際にも、企画、インフラ、開発、運用のどの分野で対策すべきか、
最も容易(低コスト)な方法を提案できるようになりました。
【ライフサイクル】
企画 ->インフラ構築 ->アプリケーション開発 ->運用・更新 ->コンテンツ終了・移行
例えば、“Webサイトの表示が遅い”という問題が発生した場合、
回線速度
サーバーの処理能力
ユーザーの環境
など様々な要因が考えられます。
“サーバーの処理能力”が問題であった場合は、
Webアプリのチューニングをする
サーバーのスペックを向上させる
リバースプロキシを配置する
等、複数の対応策が考えられます。
もしも開発のみしか携わっていない場合は、“Webアプリのチューニング”しかアクションできません。
既に十分に効率の良いプログラムであった場合は改善効果が無い可能性もあります。
効果的な解決策を提案できてもそれが他社管轄の場合にはなかなか対策が進まない場合も多いです。
問題解決を他社や他部署に頼むくらいなら、
多少無理してでも頑張ってしまうことってありますよね。
ですが、その頑張りのコストはクライアントに跳ね返ってしまったり、
各担当者が涙を呑んでしまうことになってしまったり、
積み重なると組織の継続の危機につながってしまいます。
頑張ってるのに誰も幸せにならなかったら悲しいですよね。。。
そんなつらい時期はアクシスにもありました。
ですが突き抜けて頑張ると。。。道が開けます!
そんな気持ちでインフラ事業がスタートしました。
現在のアクシスはコンパクトな組織ですので、
各分野間の隔たりも無く、効率の良い解決方法を選択できているのだと思います。
英国の社会福祉政策は、社会保障負担の増加、国民の勤労意欲低下、既得権益の発生等で、
結局は破綻してしまいました。それは国家という巨大組織故ではないかと思います。
現在のクオリティを維持したままスケールアウトしてゆく為には。。。
というのは、今後の課題です。
解決の糸口は、やはり人材(人財)ですかね。
(記事担当:渡邉)