競技用ドローンを始めてみた話
最近、ニュースなどでも「ドローン」というものを耳にすることも多いと思います。
いわゆる小型の無人機飛行機で遠隔操作、または自動操縦で縦横無尽に飛び回るものなのですが、
軍事利用からスピンオフして、測量、物流、警備、撮影、娯楽などに活用されています。
今回は個人的に興味がある、ドローンの娯楽利用と規制についての話です。
ドバイでの近未来的なスピード感があるドローンレース
今年の3月に第一回のドローンレースの世界大会がドバイで開催されました。
動画を見ると近未来的なスピード感があるレースで、
まるでCGかのような見たことのない映像に驚かされます。
この映像はエンターテインメントとしての価値を感じます。
ドローンレースやってみたいです!でも都心で飛ばすには・・・?
ドローンは「空の産業革命」なんて言われたりするくらい期待感が高い技術なのですが、
日本では首相官邸に侵入したり、お祭りで落下事故を起こしたりしたニュースが大々的に報道され、
非常にイメージの悪いものとなってしまいました。。。
そして、2015年12月10日に改正航空法、2016年4月7日に追加の規制法が施行され、
危険なドローンの運用を法で取り締まることができる体制が整いました。
規制だらけで窮屈ではありますが、法令順守すれば堂々とドローンを飛ばすことができます。
また、少しずつですがドローン特区的な場所も増えてきています。
手っ取り早く、ドローンを飛ばすために必要なことはなんでしょうか?
まず、改正航空法を見てみると下記の場所では申請無しに飛ばすことはできません。
※違反すると50万円以下の罰金となります。。。
・・・人口密集地というとこの地図の赤いところが該当します。
都心で無許可で飛ばせる場所がないことが分かってしまいました。
都心でドローンを飛ばす方法を見つけました!
なにか方法はないものか・・・よく読んでみると、
200gより軽いドローンであれば玩具扱いで規制の対象にならないようです。
とりあえず199g以下の機体を目指すことにします!
(Under 199g 略してU199というジャンルになるようです)
これでひとまず航空法はクリアできそうです。
ドバイのドローンレースのようにカメラからの映像を見ながら操縦したいものです。
一人称視点(First Person View)略してFPVと呼ばれています。
5.6Ghz帯の電波に乗せて映像を送信しているようですが、
どうやらこれにも免許や申請が必要のようです。
ざっと調べてみた限りでは下記が必要そうなことが分かりました。
※違反すると1年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。。。
さすがにこちらは抜け道はなさそうなので、
地道に進めてゆきたいと思います。
5.6Ghz帯の送信機でFPVをしなければ不要な条件なので、
ひとまず機体の用意、目視での練習をしながら、
無線免許の取得、開局申請を進めてゆきたいと思います。
法令順守の見通しが立ったところで続きは次回にでも!
(記事担当:渡邉)