SEO対策をやってみた①コストをかけずに集客したい

Googleアナリティクスなど様々なデータを活用してSEO対策をしていきます!
この記事は全5回になる予定です。

▶①コストをかけずに集客したい
 ②ホームページの目的からSEOキーワード候補を挙げる
 ③無料ツールを使ってSEO対策キーワードを絞り込んで目標順位を設定する
 ④簡単にできて効果のあるSEO対策から始める
 ⑤SEO対策の本命、顧客目線でコンテンツを改善する

今年の8月3日にアクシスのホームページをリニューアルいたしました。
格段に見やすくなり、スマホへの対応も万全。内部構造もSEOも意識してのリニューアルです。

3ヶ月が経過しGoogleアナリティクスのデータも蓄積できたので、検索エンジンはどのような評価をしたのか確認してみました。
直帰率は低下し、1人当たりの閲覧ページ数も増えています。
特に大きな問題もない様子で、第一段階はほぼ予定通りの結果を得る事ができました。

しかし、アクシスホームページの一番の課題は集客です。
今回のGoogleアナリティクスの結果をスタートに、どこまで集客できるのかを検討することにしました。

Googleアナリティクスで「集客」を確認すると、アクシスのホームページは約80%がオーガニックサーチ。
ほとんどの人が検索ページ経由でホームページを訪問していることがわかりました。
ここから集客する手段を考えていきます。

リスティング広告とSEO対策

検索ページから集客する手段としてはリスティング広告(*)とSEO対策があります。その2つの特徴について考えてみましょう。

*リスティング広告とは、検索キーワードに連動して出てくる広告。検索結果の上部に出てくる[広告]の文字が付いているリンクの事です。

  1.  集客までにかかる時間
    • リスティング広告出稿すれば即効果が見込める
    • SEO対策通常数ヶ月かかり、いつになっても効果が表れない場合もある
  2.  集客できる期間
    • リスティング広告→出稿期間のみ
    • SEO対策→成功すれば長期的に集客が見込める
  3.  コスト
    • リスティング広告→入札費用や出稿料がかかる
    • SEO対策→人件費がかかる
  4.  確実性
    • リスティング広告→コストをかければ確実に集客できる
    • SEO対策→上位表示されない場合や、検索エンジンのアルゴリズムの変更により突然表示順位が下がる場合がある
  5.  ブランディング
    • リスティング広告→広告は不要と感じる人もいる
    • SEO対策→オーガニック検索で上位に表示されると信頼感が増す
項目 SEM
(検索エンジンマーケティング)
解説
リスティング広告 SEO対策
集客までにかかる時間 × SEO対策で上位表示するためには数か月かかる
集客できる期間 × リスティング広告は出稿期間のみ有効
コスト × SEO対策は工数のみで出稿費用はかからない
確実性 × SEO対策は頑張ってもうまくいかない場合がある
ブランディング × 検索ページ上位に表示されるとメジャー感がある


両方できれば一番良いですが、一ヵ月後のクリスマスに確実に集客したいならばリスティング広告、ホームページに長期間安定して集客したいならばSEO対策ということになります。


ところでSEOってなに?

Googleで検索すると「Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化」。
要するに、検索ページの上位に自社サイトを表示させることでサイトに訪れる人を増やすということです。

当然、多くの人が検索するキーワードで上位表示できれば、たくさん人がサイトに訪れるようになるはずです。 但し、訪問者の目的とサイトの内容が一致していないと直帰してしまうので、サイトの内容と関係のない人を集客しても意味がありません。

また、上位表示するためにライバルサイトは少ない方が有利。キーワードを選ぶだけでいろいろと悩みます。
さらに、ホームページへはトップページに限らずいろいろなページからユーザーが入っていきます(マルチエントランス構造)ので、コンテンツのテーマ毎にSEO対策が必要になります。
こう考えるとSEO対策は奥が深いですね。

次回は「ホームページの目的からSEOキーワード候補を挙げる」をご紹介します。